第17回LSIデザインコンテスト・イン沖縄  設計仕様書 - 3-2

3-2. ソフトウェア設計手順

ここからはSW開発の手法について説明していく.

Figure 65

図65


  • SDK起動
  • 1. ISEのHierarchy内のsystem_iを選択し, Processesの欄からExport Hardware Design To SDK with Bitstream
          を右クリック→RunをクリックするとSDKが起動する.

    2. ワークスペースを選択する.

    3. XPSで回路を変更した場合Project Explorer欄からproject_hw_platformを右クリック→Change Hardware
          Platform Specificationを選択する.


  • BSPの更新
  • 1. XPSでMicroBlazeまたはバスに接続しているペリフェラルの変更を行った場合,画面上部のメニューからFile
          →New→Xilinx Board Support Packageを選択し,BSPの更新を行う.

    Figure 66

    図66

    2. Board Support Package OSがstandaloneになっていることを確認してFinishをクリック

    Figure 67

    図67

    3. OKをクリック

    Figure 68

    図68

    4. Project Explorer欄にBSPフォルダができる.

    Figure 69

    図69

    5. Project Explorer欄のempty_application_0を右クリック→Change Referenced BSPをクリック

    Figure 70

    図70

    6. 新規作成したBSPを選択後,OKをクリック

    Figure 71

    図71


  • プログラミング
  • 1. Project Explorer欄のempty_application_0を展開し,srcフォルダの中からac97_demo.cをクリックするとソース
          コードが表示される.ここでプログラミングを行う.

    Figure 72

    図72

    2. xparameters.hに各ペリフェラルのバスアドレスが定義されている.

    3. 今回作成したプログラム(ac97_demo.c)はここからダウンロードできる.
          このファイルをempty_application_0\srcにコピーし,元々あったac97_demo.cに上書きする.


  • FPGAにHW情報,SW情報を書き込む
  • 1. FPGAへのHW情報書き込みはデモプログラムの実行と同じである(AC97デモプログラムの実行方法13〜15
          参照).ただし,書き込むファイルはISEプロジェクトフォルダ内のものを使用する.

    Figure 73

    図73

    Text 6

    2. SW情報書き込みもデモと同じである(AC97デモプログラムの実行方法16参照).